劇場通い、ときどき読書

〜ミュージカルとライブと本と〜

宝塚歌劇団雪組 : 「CITY HUNTER」「Fire Fever!」

宝塚歌劇団雪組

ミュージカル「CITY HUNTER」

ショーオルケスタ「Fire Fever!」

東京宝塚劇場

・2021年10月7日(木)ソワレ e+貸切公演

f:id:dietteryoko:20211008142510j:image

久しぶりに宝塚歌劇団雪組公演を観劇しました❄️
新トップコンビ、彩風咲奈さんと朝月希和さんのお披露目公演です!

シティハンターは、1985年に週刊少年ジャンプで連載が始まった北条司さんの漫画が原作。東京・新宿で殺し・ボディーガード・探偵等を請け負うスイーパー「シティーハンター」の活躍を描くハードボイルドコメディです。

シティハンターについてはWikipediaに細かく記載されています♪

ja.wikipedia.org

私はシティハンター連載時の、どんぴしゃな世代ではあるものの、当時は全然興味がなかったため、というか周りで話題にも出なかったため全然知らず…すみません💦

なので、どんなストーリーなのかを全然知らない状態で観ましたが、なにも心配することなく、とっても楽しめました😊

冴羽獠役の彩風咲奈さんは超絶なスタイルの良さで、まずはビジュアルから魅了してくれたし、槇村香役の朝月希和さんは、可愛くって元気な役柄がとてもチャーミング。ミック・エンジェル役の朝美絢さんは、アメリカ人の設定ですが、とにかくカッコイイ!みなさん漫画から飛び出してきたような再現性で、素晴らしかった!

きっと原作知ってる方は、もっとすごく楽しめるんじゃないかな〜って思いました。特徴的な台詞回しとか、オーバーアクションな感じとか、アニメ版できっと、そういう風になってるんだろうな〜って。
客席には、いつもよりも男性が多い感じがしました。原作がお好きなのかな〜なんて思いながら、嬉しく見てました☺️(←宝塚の劇場に男性が多めだと、なんだかとても嬉しくなります)

宝塚版シティハンターは、とにかくカッコ良かったです!
全体的にカラフルな印象でポップでワクワクしたし、真面目な印象の雪組さんたち(←勝手なイメージ💦)が、思いっきり殻を破って振り切りまくったお芝居で、すごーく良かったです❤️

2幕のショーも、本当に楽しかったなぁ〜!
トップさんが変わると、組の雰囲気も変わりますね!
特に、ダンスがものすごーく素敵で、ずっと「うわぁーーーー💓💓💓」って思いながら観ちゃってました。極めつけは、ほぼ全員でのラインダンス!もう本当に圧巻すぎて、感動レベルでした👏👏👏ダンスが大好きな私は、これからも楽しみな組だな〜ってわくわくしました💕

新トップのおふたりは、自立した大人の関係な感じがして、すごく好感持てました✨
そうかと思えば、咲ちゃんがバックハグするところとか、随所にキュンキュンさせるポイントが多くて、さわやかなカップル誕生に、ずっとニヤニヤしちゃいました😆

宝塚はやっぱり楽しいな〜❤
貸切公演だったので、終演後にトップスターさんのご挨拶もあって(…ようやく復活😭)、本当に嬉しかったです✨
…あとは、客席降りが戻ってくれば、完璧なんだけどな。その日を楽しみにしたいと強く思いました☺️

千穐楽まで、無事に公演が続きますように🙏

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

宝塚歌劇団雪組公演

ミュージカル「CITY HUNTER

ショーオルケスタ「Fire Fever!」

 2021年8月7日ー9月13日  @宝塚大劇場

2021年10月2日ー11月14日 @東京宝塚劇場

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ミュージカル「王家の紋章」

ミュージカル「王家の紋章」

@帝国劇場

2021年8月5日(木)〜8月28日(土)

f:id:dietteryoko:20210810095514j:image

待ちに待ったミュージカル「王家の紋章」 が始まりました‼️

私の推しである朝夏まなとさんが出演する回の初日から昨日まで何度か観劇してきました✨

本当なら観てすぐにブログに書くのですが、今回はブログ更新が滞っていて(まだアップしていない記事も多々あり…)なんだかバタバタしているうちにあっという間に時が過ぎていきました☺️
古代エジプトの時間軸に触れて、時間感覚がおかしくなっているのかもしれません…😅←影響されすぎ笑

それでは、さっそく、いってみましょう!

f:id:dietteryoko:20210814150902j:plain

【イントロダクション】

1976年より連載を開始し累計発行部数4000万部を誇る原作を基に、豪華クリエイティブ・キャスト陣によるオリジナルミュージカルとして生まれた『王家の紋章』。2016年8月初演のチケットは即日完売、異例のスピードで半年後には再演され大きな話題を呼びました。帝劇に豪華古代エジプトの世界を広げた本作が、4年ぶりに上演されます。

多くの新キャストを迎え再び幕を開ける、古代エジプトの若き王と現代のアメリカ人少女との時空を超えたロマンスにご期待ください!

【ストーリー】

16歳のアメリカ人キャロル・リード(神田沙也加/木下晴香)は、エジプトで大好きな考古学を学んでいる。頼もしい兄ライアン(植原卓也)や、友達や教授に囲まれ、幸せな毎日を送っていた。

ある日、とあるピラミッドの発掘に参加するが、そこは古代エジプトの少年王・メンフィス(浦井健治/海宝直人)の墓だった。ピラミッドに眠っていた美しい少年王のマスク、古代エジプトへのロマンに沸き立つキャロル。そんな中、アイシス朝夏まなと新妻聖子)という謎の美女が突然現れる。実はアイシス古代エジプトの神殿の祭司でメンフィスの異母姉。メンフィスの墓を暴いたことによる祟りを起こすため、現代に現れたのだ。彼女の呪術によって、キャロルは古代エジプトへとタイムスリップしてしまう。キャロルは、エジプト人にはありえない金髪碧眼に白い肌。そして、考古学の知識と現代の知恵を持つ。やがて古代エジプト人達から、“ナイルの娘”“黄金の姫”と呼ばれ崇められる様になり、宰相イムホテップ(山口祐一郎)からも認められるようになるが、キャロルは現代を懐かしみ、帰りたいと願っていた。

しかし、メンフィスから求愛を受けるようになり、強引で美しい若き王メンフィスに反発しながらも心惹かれてゆく。だが、キャロルの英知と美しさにほれ込み、彼女を奪おうとするヒッタイト王子・イズミル平方元基/大貫勇輔)など、2人の間には数々の困難が立ちふさがる。果たしてメンフィスとキャロルの運命は――。

 (ミュージカル「王家の紋章」公式HPより引用) 

劇場に入ると、豊かな水が流れる音と、ナイルの大河を思わせる青と緑のグラデーションのライトが渦巻いた緞帳が迎えてくれます。舞台の両脇にはヒエログリフが刻まれた石柱が配置され、心は一気に古代エジプトに。
幕が上がると、美しい少年王メンフィスの姿が、ナイルの豊かな河の水とともに浮かび上がり、全身黒い衣裳を身にまとい謎めいた怪しい美しさを放つ女王アイシスが、古代エジプトの司祭としてその場を支配し、物語はスタートしていきます。

それでは、まずはメインキャストの感想いってみましょう!

★メンフィス
海宝直人 さん
海宝くん、なんだか新たな魅力を魅せてくれたな〜って思いました❤
メンフィス的な俺様系、イメージじゃない気がしてたけど、かなりノリノリに俺様だったし、めちゃくちゃ素敵なファラオだったぁ〜✨

浦井健治 さん
浦井メンフィス、さすがの王者の貫禄が凄いです!!国を支えてる感じが強いの✨
マント捌きと剣捌きがめちゃくちゃカッコイイなあ〜って🥰とにかく包容力に溢れてるから、俺様だけど守ってくれそうな感じ❤️なので、それを自分に向けてもらえないっていうアイシスの哀しみが深く感じるんですよね…😢

★キャロル
木下晴香 さん
晴香ちゃんは、想像通りの可愛いすぎるナイルの娘💕無邪気な現代アメリカ少女から、古代エジプトの妃への変化は素晴らしくて、みんながナイルの娘大好き💓なのが1000%納得しちゃいます✨

神田沙也加 さん
さーやキャロル、漫画から飛び出してきた感じがすごいです✨e+貸切公演の時のカーテンコールご挨拶で、「いかに漫画のキャロルに近づけるか日々研究してる」って言ってただけあると思いました❣️さーやは声がカワイイしキューティの経験もあるから金髪少女最強です!!

イズミル
大貫勇輔 さん
大貫くんイズミル、すごく洒落男な感じで、しかも強欲で、メンフィスとはまた違う、余裕がある男で自信に満ち溢れてる王子なのが素敵でした💕もともとはダンサーさんだからか、身のこなしがなんかこう、オシャレなんだよな〜って🥰メンフィスとの決闘のシーンは本当に圧巻で、とっても素敵でした!

平方元基 さん
元基ミル、すっっごく良かったです!!予想を超えてきましたっ✨
再演組のベテランさんだけど、それにしてもなんだかとても色気を感じるイズミルでした❤️とりわけ、野心、復讐心、嫉妬心はめちゃめちゃ怖い💦
いやぁ、それにしても、ホントかっこよかったなぁーーー🥰

アイシス
朝夏まなと さん
われらがまぁさまアイシス様は、贔屓目なしで「原作漫画実写部門」堂々優勝だと思いましたっ!漫画の美しい女王アイシスをそのまま体現していて、まるで漫画からそのまま抜け出してきた感じなのです✨でも、ビジュアルだけでなく、その表情の変化や情感の表現が素晴らしくて、リアルな美と愛と哀しみがきちんと存在しているのは、本当に見事でした👏

場の支配力が凄くて、一瞬にして古代エジプトに空気を変えてしまうんです。物語冒頭のまぁアイシス様の、場の支配感と言ったら最高でしてっ!(伝われー!)

そしてね、歌唱力が本当に素晴らしくて❤序盤の「王家の呪い」のお歌が帝劇に響き渡って、全員が恐怖を感じたと思うし、メンフィスを想って歌う曲では、もうその哀しみ・切なさ・深い愛の感情を全部表現しての歌唱なので、聴いているこちらも思わず、アイシス様の味方になって泣きそうになってしまうのです(;_;)

そしてそして、マント捌きの美しさたるや!その捌き方は、優雅であり、時には場の転換の役割を果たすように、空気を支配する力をも持っている美しさ。思わず息を飲んでしまうし、最後の最後に上手前方での嘆きのお歌からの、マントを翻しての暗転!っていうのが素敵すぎて…!おそらく全観客の目が奪われていると思われます☺

・・・はっ!長くなってしまいました…💦あまりにも素晴らしいアイシス様だったので、ついつい熱くなってしまいました・・・本当はもっと語りたいのですが、このくらいにしておきます☻

新妻聖子 さん
本当にごめんなさいなのですが、私はWキャストの中で唯一、聖子ちゃんアイシス様の出演回を観劇しておらず…。なのですが、いろんな方の感想を見ていると、聖子ちゃんアイシスは、やはりお歌が最高に素晴らしくて、そしてめちゃめちゃ執念が強くて怖すぎるアイシス様のようで、朝夏アイシスとはタイプは違えど、それはそれは素晴らしいアイシス様なのだそうですよ…❤

★ルカ
前山剛久 さん
前山くんルカ、すごくすごくルカでした🙌従順なフリして実は違う、みたいな演技がすごく上手くて、ヘアメイクも衣装もすごく似合っていて、ルカにピッタリ💕最近観劇した「ゆびさきと恋々」の時とは全然違った役だったので、本当になんでもできるマルチな俳優さんなんだな〜って感心しちゃいました。

岡宮来夢 さん
来夢くんルカ、ご本人がとてもカワイイ感じの方なので、どんなだろう?と思っていたら、予想外(ごめんなさい🙏)にめちゃめちゃ声量があって素敵な歌声で、とっても骨太ですごく良かったです❤️策略家な感じもすごく上手くて、ルカがとても似合っていました!公演数が少なすぎて(全9回、8月15日が千穐楽)、本当に残念です😢

★ウナス
大隅勇太 さん
大隅くんウナスは、すごくウナスでした!彼も実写部門の高得点者ですね!何より忠実な、忠犬ハチ公的なキャラなんです😊もう、説得力しかなかったな〜✨

前山剛久 さん
前山くんウナス、ちょっとキャラ強めなウナスでした☺️上手いんだけど、前山くんは2役やっているうちのもう一方、ルカの役の方があってるかもな〜って思いました✨

★ライアン
原卓也 さん
植原くんライアン、なんか漫画の中の人そのものでした!カッコイイ❤そしてずっとキャロルを探しているところが、なんだか不思議とカワイイと思えちゃうのです😆💕すごく真面目なお兄ちゃんなんですよね!めちゃめちゃ好印象で良かったです〜✨

★ミタムン
綺咲愛里 さん
あーちゃんミタムン王女、まずはそのルックスが最強!褐色の肌にヘソ出しで、今にもベリーダンス踊り出しそうな素敵すぎる風貌✨芯が強い、めちゃめちゃ強い女!ってところが好感持てました❤️そして表情の変化が素晴らしいです!最初の王女としての艶やかな色気と、アイシスに対峙する時の必死の形相、そして亡霊になってからのダンスのカッコ良さ!私は特にヒッタイト軍を率いてるような、あーちゃんミタムンのダンスが大好きですっ❤

★ナフテラ
出雲綾 さん
たきさんナフテラ、お母さぁーーーん❣️でした。母性の塊❤️愛、優しさ、強さ、包容力、ぜーんぶ兼ね備えてる素敵な女性💕ナフテラの歌声を聴くと、その美しい歌声に、神聖な気持ちになってしまう…キャラ強めな人が多い中、唯一の癒しの存在でした✨

★ミヌーエ
松原剛志 さん
松原さんミヌーエ、この方も実写版部門上位ランクです!舞台上に存在してると、なんだかものすごい安心感あります✨思わず頼りにしちゃう感じ😉安定感、安心感、信頼感が抜群です❣️

★セチ
坂口湧久 さん
坂口くんセチ、うわーーーセチ〜❣️っていう感じで、もはやキャロルになりきっちゃうけれど(笑)、私を守ってくれてありがとう😭って心から思える素敵でかわいいセチ💕
拷問されるところとか、見てて辛かったです・・・😢

★イムホテップ
山口祐一郎 さん
祐様イムホテップ、最初に登場するところ、マジで!ホントマジでっ!…めちゃくちゃ可愛かったぁ…💓初日を観劇した方の感想レポで覚悟?してたけれど、予想を超えて最高に可愛すぎました❤️そこからは、イムホテップ出てくるとニヤニヤしちゃう病気にかかってしまって、ずっとニヤけてました🤣

 

ここには書ききれないのですが、アンサンブルのみなさまも、全員が本当に素晴らしくて!お一人が何役もやられているので、それを見つけるのが楽しかったりします♪

演技も、殺陣も、群舞も最高だし、私は特に奥行きを感じるコーラスが素晴らしいなぁと思っていて。音に深みがあるので、なんだか古代エジプトの母なる大地に包まれている気分になるのです。

でも最高に好きなのは、アンサンブルのみなさんのダンスなんですよね!好きなシーンはたくさんあるのですが、エジプトとヒッタイトの戦闘のシーンが圧巻で、大好きでした✨殺陣も難しいだろうに、踊りもすごく良くって、このシーンは目が足りなかったなーーー💕パワーがすごいんですよ!舞台からエネルギーが迫ってくる感じ!!本当にブラボーです👏👏👏

 

忘れちゃいけないのが、素晴らしい生演奏の音楽です♪音の迫力がすごくて、迫ってくる感じが堪らないですし、なんだか、演奏者とキャストの方々との、阿吽の呼吸がすごく感じられる作品なんですよね。ミュージカルの醍醐味は、この生演奏ありきだよな〜ってしみじみ思いました❤

 

そして衣装がね、どの方のどのお衣装も素敵で素晴らしくて!!!前方席のときには、詳細まですごくよく見えたんですけれど、特に王族の方々のお衣装は、素晴らしく美しくて、細かいところの装飾まで緻密な美で、でもトータルではとてもバランスが取れているっていう素晴らしさ✨原作から抜け出した感じっていうのは、お衣装の力によるものも大きいなぁと思いました。

 

舞台美術も素晴らしかったんです・・・✨
古代エジプトの壮大な感じ、すごく表現されてたんですよね。雄大なナイル河もしっかり感じられたし、巨大な顔の石像とかは、めちゃめちゃ怖かった💦石と水と砂と空が、ちゃんと実感できる美術でした。帝国劇場なんだけど、あそこは確実に古代エジプトでしたね…!

 

原作の漫画を読んでいても、読んだことがなくても、楽しめるミュージカルだと思います。でも、原作を少しは知っていたほうが、より楽しめるかな?

このミュージカルは、漫画の1巻から4巻までのストーリーに基づいて作られているそうなので、4巻まで読めばバッチリ大丈夫👌です☺︎

そうそう、このミュージカル「王家の紋章」って、ほんとに名曲揃いなので、耳福なんですよね〜♪さすがリーヴァイさんっ!

あ、リーヴァイさんからのメッセージがまた感動でした❤


www.youtube.com

 

キャスト、アンサンブル、スタッフ、音響、照明、衣装、舞台美術、生演奏、の全てが本当に素晴らしい!!って、観るたびに実感してしまい、何度も観たくなってしまう魔力がある作品です✨

初日(Wキャスト2パターン)のカーテンコール映像を見ると、雰囲気が少しは伝わるかな…❤


www.youtube.com


www.youtube.com

 

◆キャストボード◆(私が観劇した回)
8月6日(金)ソワレ:8月7日(土)マチネ:8月8日(日)マチネ(eプラス貸切)

f:id:dietteryoko:20210814150925j:plain
f:id:dietteryoko:20210814150932j:plain
f:id:dietteryoko:20210814150939j:plain

8月9日(月)ソワレ:8月13日(金)マチネ:8月14日(土)ソワレ

f:id:dietteryoko:20210814150935j:plain
f:id:dietteryoko:20210814150939j:plain
f:id:dietteryoko:20210815175723j:plain

 

本当に素晴らしいミュージカルで、贔屓目なしに、最高の作品だと思います!

こんなご時世ですが、一人でも多くの方に観て欲しいなぁ〜❤︎…絶対に損はさせません…!

 

・・・どうか最後まで、無事に完走できますように・・・🙏


■キャスト

メンフィス 浦井健治・海宝直人(Wキャスト)

キャロル 神田沙也加・木下晴香(Wキャスト)

イズミル 平方元基・大貫勇輔(Wキャスト)

アイシス 朝夏まなと新妻聖子(Wキャスト)

ライアン 原卓也

ミタムン 綺咲愛里

ナフテラ 出雲綾

ルカ 前山剛久岡宮来夢(Wキャスト)

ウナス 大隅勇太・前山剛久(Wキャスト)

イムホテップ 山口祐一郎

ミヌーエ 松原剛志

セチ 坂口湧久

天野朋子・小山雲母・堤 梨菜・藤咲みどり・山田裕美子・横関咲栄・米島史子・大山五十和・折井洋人・川口大地・熊野義貴・五大輝一・佐野隼平・下道純一・千田真司・長澤風海・橋田 康・若泉 亮

■スタッフ

原作 細川智栄子あんど芙~みん

脚本・作詞・演出 荻田浩一

作曲・編曲 シルヴェスター・リーヴァイ

音楽監督 鎮守めぐみ 振付 原田 薫・新上裕也 美術 二村周作 照明 柏倉淳一

衣裳 前田文子 音響 山本浩一 ヘアメイク 馮 啓孝

歌唱指導 山川高風・山口正義 ファイティング 渥美 博

稽古ピアノ 野口彰子・安齋麗奈・大隅一菜 演出助手 豊田めぐみ

舞台監督 藤崎 遊 音楽コーディネーター 小熊節子 制作 高山みなみ

アシスタント・プロデューサー 梶原亜沙子 プロデューサー 小嶋麻倫子・柴原 愛
製作 東宝

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ミュージカル「王家の紋章

2021年8月5日ー8月28日 @帝国劇場

2021年9月4日ー9月26日  @博多座

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

朝カフェ芝居「迷える子シープたち」

朝カフェ芝居「迷える子シープたち」

@有楽町micro FOOD & IDEA MARKET

・2021年6月19日(土)

f:id:dietteryoko:20210628124113j:image

f:id:dietteryoko:20210628124145j:image

作・演出:保科由里子
出  演:小早川俊輔、多岐川装子、関根麻帆、妃白ゆあ、久野飛鳥(ピアノ)
ゲスト : 岸祐二

朝9時15分からカフェでお芝居が観られるなんて、斬新〜✨

会場のカフェ、有楽町micro FOOD & IDEA MARKETは、半面総ガラス張りの素敵なカフェで、外を行き交う人がよく見えるロケーション。カフェの中と外で日常と非日常が区切られているような、いやでも逆に融合しているような?不思議でこそばゆい感覚!

ステージではなく、リアルに同じ平面のカフェで、演じるスペースと客席があるので、演者さんとの距離が近くてドキドキ💓

この同じ平面が舞台な感覚、遠い昔に経験したことあるかも!って思って記憶を呼び起こしてみたところ、それはあれでした!小学校のクラスのお楽しみ会での劇の出し物😁!・・・ちなみに私は演者側だった記憶・・・(演目はたしか『オズの魔法使い』でした笑)

同時配信もしているので、zoomや携帯電話を駆使した演出が、なんだかとっても新しい感覚だったし、よく考えられてるな〜って感心しちゃいました。

ストーリーもとっても楽しくて〜♪観客からは絶えずクスクス笑いが漏れていました☺️
45分という短いお話だけど、盛りだくさんで楽しめました!
リモートゲストの岸祐二さん、予想通りにサイコーでした!!

朝から熱くてオシャレなお芝居、最高でした〜👏👏👏
終演後はとっても明るい気持ちになって、まだ始動していない日比谷の街の中に放たれました〜✨

平日公演は午前7時45分開演ということで、早起き苦手な民にとってはなかなかキビシイ感じですが、土日公演は午前9時15分開演なので、比較的楽勝でした!!

良い一日のスタートが切れました(^^)

※無料のデジタルパンフレットはこちら

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

朝カフェ芝居「迷える子シープたち」

2021年6月12、13日    ゲスト 樋口麻美

2021年6月16、17、18、19日 ゲスト 岸祐二

2021年6月20、22、23日  ゲスト 悠未ひろ

@有楽町micro FOOD & IDEA MARKET

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

島田歌穂「Musical,Musical,Musical!!vol.2」

島田歌穂「Musical,Musical,Musical!!vol.2」

Bunkamuraオーチャードホール

・2021年6月17日(木)

f:id:dietteryoko:20210618090748j:image

 島田歌穂さんのミュージカルコンサート★
スペシャルゲストに山崎育三郎さん!

 

島田歌穂さんって、素晴らしく魅力的な歌い手さんだな〜って、彼女のステージを拝見する毎に、その想いが深まります💓

歌が素晴らしいのはもちろんのこと、MCもすごく素敵なのですよ✨
よどみなくお話しされる内容は、次に披露する曲のミュージカルの紹介なのですが、まるで、おうちのリビングにお邪魔してお話を伺っているかのような錯覚に陥るほど、とてもナチュラルで、手厚いおもてなしをしていただいてる感があるのです💕
素敵な魅力だなーっていつも思います✨

 

f:id:dietteryoko:20210618174207j:image

f:id:dietteryoko:20210618174219j:imageあ、そうそう、スペシャルゲストの山崎育三郎くん❣️
育三郎くんは、第一部に登場し「僕こそ音楽(モーツァルト!)」を熱唱、そして「愛していれば分かり合える(モーツァルト!)」を育三郎ヴォルフと歌穂コンスという奇跡のデュエットで披露👏👏👏


第二部は「民衆の歌(レ・ミゼラブル)」を会場の足踏み&手拍子とともに!そして、「恵みの雨(レ・ミゼラブル)」は育三郎マリと歌穂エポという時空を超えたデュエットで😭😭😭

なんだかちょっともう夢の世界すぎて、ホール全体の波動が、感動のあまり、まあるくなって会場を包んでた感じがしました🥺✨←ボーゼンとしすぎて、表現おかしい…😅

 

私は、島田歌穂さんを、帝劇コンサート、そして本多劇場でのご夫婦Duoコンサート、そして今日のミュージカルコンサート、とこの一年の間にたて続けに拝見してきました。


その全部のコンサートで歌われていた「オン・マイ・オウン(レ・ミゼラブル)」ですが、これはもう本当に毎回毎回、心の底から感動しちゃいますね…😭
今日はもう特に…😭😭😭

 

歌穂さんは、歌われる曲ごとに、その作品の世界観をしっかりと魅せてくださるので、

ミュージカルのアラカルトを堪能!っていう最高に贅沢なひとときを過ごせました💕

 

ああ、本当に素晴らしかったです❣️

きっとvol.3も近いうちに開催されるのでは⁉️という期待と希望を抱いて、その日を楽しみに待ちたいと思います🥰

 

■出演

島田歌穂

山崎育三郎スペシャルゲスト)

スペシャルサポートメンバー~

荒木啓佑・森内翔大・りんたろう・矢野渡来偉

豊田珠未・小野亮子・永石千尋・沼舘美央

■スタッフ

構成・演出 下山啓

音楽監督 島健

振付・ステージング 広崎うらん

演奏 島健&The Happy Fellows

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

島田歌穂「Musical,Musical,Musical!!vol.2」

2021年6月17日 @Bunkamuraオーチャードホール

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ミュージカル「マタ・ハリ」

ミュージカル「マタ・ハリ」

@東京建物 Brillia HALL

・2021年6月15日(火)ソワレ 

柚希礼音×加藤和樹×三浦涼介 初日

f:id:dietteryoko:20210615154217j:image

f:id:dietteryoko:20210615154223j:image

 【ストーリー】

1917年、第一次世界大戦の暗雲たれこめるヨーロッパ。オリエンタルな魅力と力強く美しいダンスで、パリ市民の心をとらえて放さないダンサーがいた。名は、マタ・ハリ。彼女の人気はヨーロッパ中におよび、戦時下であっても国境を越えて活動する自由を、手にしていた。その稀有な存在に目をつけたフランス諜報局のラドゥー大佐は、彼女にフランスのスパイとなることを要求する。もし断れば、人生を賭けて隠してきた秘密を暴くことになる、そう、ほのめかしながら・・・・・・。自らの過去に戻ることを恐れ、怯えるマタ。同じ頃、彼女は、偶然の出来事から運命の恋人に出会う。戦闘パイロットのアルマンは、彼女の孤独な心を揺らし、二人は、ともに美しい夜明けのパリを眺め、人生を語りあう。一方ラドゥーの執拗な要求は続き、一度だけスパイをつとめる決心をしたマタ。彼女の世話を続けてきた衣裳係アンナの祈りの中、公演旅行でベルリンへ向かい、ドイツ将校ヴォン・ビッシング宅で、任務を無事成功する。しかし、謀略はすでにマタ・ハリの想像を超えて進み、アルマンへの愛に目覚めた彼女の運命を、大きく歪めようとしていた・・・。

ミュージカル「マタ・ハリ」公式HPより引用)

 2016年に韓国で世界初演、その後2018年に日本で初演され、連日満員のミュージカルとして評判に。

今回は、その待望の再演ということで、初日の公演を観劇してきました。

 

マタ・ハリは実在していた女性。
パリの大人気ダンサーで、スパイでもあった彼女の人生を史実をもとに脚色を加え、フランク・ワイルドホーンの壮大な楽曲にのせて作られたミュージカル。

 

全編を通じて、第一次世界大戦下の暗い情景が広がる舞台。

戦闘シーンもある混沌とした戦争の時代の中に、鮮やかに差し込む、ダンサー「マタ・ハリ」のダンスシーン。

一つの舞台上で、戦争の「陰」とマタ・ハリの「陽」が共存している光景は、オリエンタルな魅力溢れるスターダンサーとして活躍していたマタ・ハリの置かれていた状況をはっきりと表しているように感じました。

物語の根底にずっと「悲しみ」が横たわって流れている感じ。どうにも抗えない、そんな人間の無力感を思わせる。

 

このミュージカル、まずは本当に曲がすごくいい!

壮大だし、人間の情感がこもっているし。
ワイルドホーンさんの楽曲は、人の心情を繊細に大胆に表現するのが巧みだな〜と改めて思いました。

f:id:dietteryoko:20210617004836j:image

 

マタ・ハリの柚希礼音さん
彼女の肉体美に目が釘付けでした!
あんなに綺麗なバランスの筋肉と女性らしい美しい曲線、素晴らしすぎて驚愕。
ダンスがもう耽美で官能的で切なくて…♥️
ちえちゃんのダンスだけで酔える。ダンスシーン、もっともっと観たかったな〜!
そうかと思うと、煌びやかな衣装を脱ぎ捨てて、危険を冒してまでも愛する人を探しに行くときの可愛らしさといったら!これがとてもピュアな姿だったので、成功した人気ダンサーとしての一面と、愛に生きる真っ直ぐな女性としての一面との大きなギャップを見せつけられた感じがしました。

 

ラドゥーの加藤和樹さん
いや〜もうこれが…カッコ良すぎて…!
ドSの和樹さん、初めて観たので衝撃でした。
めちゃめちゃイヤな奴なんです、本当に。マタの弱みに付け込んで、大佐の権限で彼女にスパイを任命したりするのですから。でも、ひとりの男としてマタを愛してしまい、その感情を押し殺している心の葛藤とか、彼女が愛に生きようとしているのを見て嫉妬に狂い、感情爆発させて彼女を破滅に追い込むところとか、サイッテーの男なんだけど、その演技がもう素晴らしすぎて!!

 

アルマンの三浦涼介さん
りょんくん、久しぶりに観たけれど、か細い印象だったのが、しっかり男っぽくなっててびっくりしました。
アルマンの風貌が、その昔の映画、スタンドバイミーのリバーフェニックスを思い出させる、少年と大人の男の間という感じでとても素敵!
任務を遂行しようとしながらも、マタとの深い愛に目覚めていく感じ、とても繊細でキュンキュンしました♥️

 

マタ・ハリとラドゥーとアルマンの3人が、それぞれの想いを抱えながら一緒に熱唱するシーン(曲名わからず…😅)が、最高に素晴らしかったです!

 

女性が主人公のお話は、感情移入しやすいので、深く心に入っていきやすいのですが、このミュージカルもまたしかり。
最後のマタの牢獄シーンでは、彼女の人生のあまりの切なさを想い、涙が溢れてきちゃいました😭

 

本当に素晴らしかったです👏👏👏
初日開幕、おめでとうございます!

これは、違うキャストでも観てみたいと思いました。

千穐楽までどうか無事に駆け抜けられますように🙏

f:id:dietteryoko:20210617004858j:image

f:id:dietteryoko:20210617004905j:image

f:id:dietteryoko:20210617004957j:image

■キャスト

マタ・ハリ 柚希礼音・愛希れいか(Wキャスト)

ラドゥー 加藤和樹・田代万里生(Wキャスト)

アルマン 三浦涼介東啓介(Wキャスト)

アンナ 春風ひとみ
ヴォン・ビッシング 宮尾俊太郎
パンルヴェ 鍛治直人
ピエール 工藤広夢
キャサリン 飯野めぐみ

■スタッフ

脚本 IVAN MENCHELL

作曲 FRANK WILDHORN

歌詞 JACK MURPHY

オリジナル編曲・オーケストレーション JASON HOWLAND

訳詞・翻訳・演出 石丸さち子

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ミュージカル「マタ・ハリ

2021年6月15日ー6月27日 @東京建物 Brillia HALL

(6月26日17時公演・6月27日12時公演はライブ配信あり)

2021年7月10日ー7月11日 @刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

2021年7月16日ー7月20日  @梅田芸術劇場メインホール

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

宝塚歌劇団花組 : 「アウグストゥス-尊厳あるもの-」「Cool Beast!!」

 宝塚歌劇団花組

ドラマ・ヒストリ「アウグストゥス-尊厳あるもの-」

パッショネイト・ファンタジー「Cool Beast!!」

東京宝塚劇場

・2021年6月3日(木)マチネ

f:id:dietteryoko:20210604003857j:image

トップ娘役の華優希さん、大人気の男役スター瀬戸かずやさんなど、この公演を最後に退団される方がたくさんいらっしゃって…涙
寂しいな〜と思いながら、今しか観られない花組の姿をしっかりじっくり味わってきました。

お芝居パートの「アウグストゥス」は、古代ローマ時代のお話。
史実とフィクションを織り交ぜて描かれているそう。
私は歴史が苦手(世界史は特に)のため、ここでもストーリーをキャッチするのに少々手こずりました…笑
それでも、トップスター柚香光さんを筆頭に、みなさん本当に美しくて、これはギリシャ彫刻か⁉️と思いながら、古代ローマの世界を堪能しました❤

ショーの「Cool Beast!!」は、ラテン系のファンタスティックショー‼️
まずは衣装のカラフルさに目が眩みそうになりましたが・・・、本当にカッコイイ★
キラッキラのエネルギッシュな世界に圧倒されました!

宝塚歌劇の演目って、「ザ・ミュージカル」っていうものもあれば、宝塚独特の世界観を楽しむための作品もある、っていうように感じていて。

今回のこの花組の作品は、後者だな〜って思いました。
最近観てた宝塚の演目は「ザ・ミュージカル」が多かったので、ちょっと新鮮でした☺️

今回の花組公演は、宝塚大劇場での公演が一部中止になってしまい、本拠地での千穐楽は無観客配信を余儀なくされてしまって、本当にかわいそうでした(T_T)

なので、この東京公演では、千穐楽まで全公演無事に完走できることを、心から祈るばかりです🙏

どうか、最後まで公演を続けさせてあげてください🙏🙏🙏

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

宝塚歌劇団花組公演

ドラマ・ヒストリ「アウグストゥス-尊厳あるもの-」

パッショネイト・ファンタジー「Cool Beast!!」

 2021年4月2日ー5月10日  @宝塚大劇場

(うち、4月26日ー5月10日は公演中止)

2021年5月28日ー7月4日 @東京宝塚劇場

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしき」

「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしき」

博品館劇場

・2021年6月12日(土)マチネ

f:id:dietteryoko:20210612202858j:image

日本で最も多く上演されていると言われる、清水邦夫さんの戯曲「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしき」。舞台は、チェーホフの『かもめ』を上演中の楽屋で繰り広げられる4人の女優の会話劇です。

■キャスト

女優A:小野妃香里

女優B:大月さゆ

女優C:彩吹真央

女優D:木村花代

■演出

稲葉賀恵

 

ミュージカルの舞台でよく拝見する素敵な4人の女優さんだけで演じられる、ストレートプレイ!

またまた予備知識なく観に行ってしまいました。日本で最も上演されている戯曲だなんてことも、終演後に知ったくらいです!

女優さんって、私からすると神秘のヴェールに包まれているし、楽屋に至っては、ぜひ覗いてみたい!っていう願望のようなものがあるんです!

そんなことを一気に叶えてくれるようなお芝居でした。

 

女優さんという職業には、おそらく私は一生就くことはないけれど、だからこそ、その生態(笑)がすごく気になるんですよね☺️

これを観て、こんなに心身を削って立ち向かわないとできないお仕事なんだな、って再認識できたし、彼女たちを改めて心から尊敬しました!

 

登場する4人の女優さんは、ミュージカルの舞台と違って、素顔に近い感じがして、とても親しみが持てました。楽屋の中でのお話だから、なんだか素の部分を覗き見している感覚もあって、とてもわくわく!

 

休憩なしの70分の舞台。
セリフ量がとても多くて、ものすごい熱演!めちゃくちゃ引き込まれました。
クスクス笑っちゃう場面も多くて、とても楽しい気持ちで観ることができました。

 

げきぴあに掲載されている記事を読むと、どんな感じのお芝居なのかがよくわかると思います。

community.pia.jp

community.pia.jp

 

初めて行った銀座の博品館劇場は、座席数395席のコンパクトな劇場✨
歴史を感じさせる劇場で、きっとこれまで数多くの演劇好きの人々に、愛されてきたんだろうな〜って思える素敵な劇場でした❤️

f:id:dietteryoko:20210612202908j:plain
f:id:dietteryoko:20210612202917j:plain
f:id:dietteryoko:20210612202930j:plain

そして明日の千穐楽公演は、ライブ配信アーカイブあり)をするそうです!

ライブ配信】6/13(日)18:00開演
アーカイブ】終演後~6/15(火)23:59
発売期間:6/10日(木)10時〜15日(火) 21時

 これはぜひぜひ、チェックしてみていただきたいです♪

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしき」

2021年6月9日ー6月13日 @博品館劇場

13日18時公演はライブ配信あり

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「いつか〜one fine day 2021」

「いつか〜one fine day 2021」

CBGKシブゲキ!!

・2021年6月9日(水)ソワレ 初日

f:id:dietteryoko:20210609213323j:image

【ストーリー】

保険調査員のテル(藤岡正明)は後輩・タマキ(大薮丘)の担当だった仕事を引き継ぐよう新任の上司・クサナギ(藤重政孝)から命じられる。それは交通事故で植物状態の女性・エミ(皆本麻帆)の事故の原因を調べるというもの。しかし、エミの代理人・マドカ(松原凜子)と友人・トモヒコ(西川大貴)は調査に非協力的で敵対。仕事が進まないなか、病死した妻・マキ(浜崎香帆)のことをまだ整理できずにいるテルに声をかけてきたのは、意識がないはずのエミだった。俄かには信じがたいと思いながらも自分にしか見えないエミと交流を重ねるうちに、事故の陰に幼い頃にエミを捨てた消息不明の母親・サオリ(土居裕子)の存在が浮かび上がってくる。

「いつか〜one fine day 2021〜」公式HPより引用)

このミュージカルは、韓国映画『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』を原作とした、2019年に世界初演されたミュージカル『いつか〜one fine day』の再演。

www.consept-s.com

「日本のオリジナル・ミュージカルの転換点となる作品になるはず」と評されたこの作品が、今回キャストを新たに再演!今日は、その初日の公演を観劇してきました。

 

すごく、すごく良かったです!!!

想像以上に心が揺さぶられて、目から勝手に涙がボロボロ落ちてきて止まりませんでした。大号泣でした。こんなに泣いたの、2020年1月のミュージカル『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』を観た時以来です!そう、今日はあの時と同じような感覚になりました。

この感動を、どうやったら伝えられるか…。とにかく観てほしい!全公演回、配信もあるので、配信でもいいから観てほしい!って思いました。絶対に心に響くから…!

 

8人の登場人物

・保険調査員のテル(藤岡正明

・事故に遭い意識不明で盲目のエミ(皆本麻帆)

・エミと同じ施設で育ったマドカ(松原凜子)

・エミの友人でストリートミュージシャンのトモヒコ(西川大貴)

・テルの会社の上司のクサナギ(藤重政孝

・テルの会社の後輩タマキ(大薮丘)

・テルの妻で最近亡くなったマキ(浜崎香帆

・エミを捨てた母サオリ(土居裕子

妻に先立たれた男テルと、昏睡状態の中で心だけ目覚めた女エミ。二人はそれぞれの胸の内に抱えた悲しみゆえに、巡り会う。心だけ目覚めたエミの姿と声は、テルにしか見えていないし、聞こえていない。テルとエミ、二人の不思議な交流を通して、お互いの心の穴を少しずつ埋め合っていく。しかし、愛する人に突き放された絶望はどうすれば癒やすことができるのだろうか…

 

なんとも不思議な物語でした。

テルとエミの二人のやりとりは、現実的にはあり得ないし、周りからは変に思われてしまう。でもね、昏睡状態の中で「心だけが目覚めている人」って、なんだか想像ができたのです。そういうこと、あるのかもしれないな〜って。その状態の人が、ある人だけに念を飛ばして交流できちゃう!っていうの、なんとなくわかるような気がしたんですよね。不思議なことなんだけど、ストンと腑に落ちた。

 

人って、人生って、全然思うようにならないし、ある日突然すべてが終わってしまったり、変わってしまったりすることもたくさんある。

その中で自分は、自分が本当にやりたいと思っていること、こうしたい!と思っていることに、ちゃんと向かっていけてるのかな?

そして、そんな自分に関わってくれてる人たちに対して、ちゃんと誠実に向き合えているのかな?

「いつか」やればいい、とか、「いつか」恩返しすればいい、とか、その「いつか」っていつ来るの?本当に来るの?本当に後悔しない??

・・・ということをちゃんと考えて、これからは生きていってね!っていう宿題をもらった気分。

 

テーマとしては少し重い内容ですが、ずっとそういうトーンなのではなく、思わずクスリと笑っちゃうシーンもたくさんあるし、ザ・コンサート!で照明ギラギラ!みたいな楽しいシーンもあるので、ニコニコしたり、泣いたりで、感情が忙しかったです(^^)

 

小さめの劇場ながら、オケピがちゃんと設置してあって、生バンドの演奏を満喫できるのも本当に贅沢で幸せでした♪

ミュージカルだけど、ストレートプレイっぽさもあって、でもやっぱり生バンド演奏のミュージカルで。その絶妙なバランスがとても心地よくて、違和感なくてすごく良かったです。そしてみなさん全員歌ウマさんたちだったので、本当に耳福でした〜♪

 

公演プログラムに、8人のキャストの方が、それぞれ演じてる役に向けてお手紙を書いてるのが載ってるんですけれど、それがすごく良いんです♡

f:id:dietteryoko:20210610013005j:plain

 それぞれが役を本当に大事に演じていらっしゃるんだなぁ〜ってよくわかって、より感動が深まりました。

 

今回、初めて行った渋谷の劇場、CBGKシブゲキ!!は、椅子が最高に良い!という評判だったので楽しみにしていましたが、本当に評判通り、ふっかふかのお椅子で、包まれてる感がすごくて、良かったです!(でも、私はもう少し硬めのほうがいいかなぁ〜←わがまま)

f:id:dietteryoko:20210610013010j:plain

渋谷のTHE PRIMEの中に、いつのまにこんな劇場ができているなんて!ってちょっとカルチャーショック状態でした!(調べたら、2011年にオープンでした!…かなり前からあるのね…)

THE PRIMEって私が渋谷の高校に通ってた頃からあったと思うので、相当昔からある建物ですよね…(調べたら、1986年オープンだった!やっぱり高校生の頃からあったんだ笑)

高校時代から友だちと通っていたファッションビルの中で、○○年後の私は、素晴らしいミュージカルに感動して号泣してるなんて、感慨深いなぁ〜と思いながら、渋谷の街を後にしました。

 

やっぱり人生、後悔のないように生きていきたいな!

 

www.consept-s.com

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「いつか〜one fine day 2021」

2021年6月9日ー6月20日 @CBGKシブゲキ!!

全公演ライブ配信あり

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ミュージカル「レ・ミゼラブル」

ミュージカル 「レ・ミゼラブル」

帝国劇場

・2021年5月23日(日)ソワレ プレビュー公演

f:id:dietteryoko:20210524103836j:image

 【ストーリー&楽曲】

 

ついに!ついに観れました!!
人生初のミュージカル「レ・ミゼラブル」!

前回の2019の時は、まだまだミュージカルにハマりたての頃で、レミゼ行きたいな〜なんてぼんやり思った時には、既にチケットはSold Out!
次に再演される時はぜっっったいに行くぞ‼️と心に誓い、ようやくその時がやってきましたーーー!!

気合を入れてチケット獲得に挑んだので、ジャン・バルジャンは3名とも観ることができる予定です(^○^)

f:id:dietteryoko:20210609141749j:image

この回は吉原光夫さんのジャン・バルジャン
NHKあさイチで観てから、光夫バルジャンをずっっっと楽しみにしてたのですっ♪

まずは、ミュージカルレミゼについて。
私は本当にミュージカルのことまだまだ知らないので、レミゼがセリフ無しの歌オンリーで構成されているミュージカルだっていうこと、つい先日初めて知りました。←これは確かEテレのCLASSIC TVのレミゼ特集の時に知ったと思います。

歌だけのミュージカルって、こんなにも密度の濃い作品になるんだな〜っていうのが感想。とにかく、私にとっては、とても新鮮でした!

なにしろ初見なので、キャストがどうのこうのって、もう全然言えないのですが、みなさま本当に素晴らし過ぎました!!

歌の圧!迫力が、気迫が、こちらに迫ってくる!
歌だけでなく、キャストのみなさんの感情が大爆発して、その火の粉がドバーッと客席に降り注ぐ感じ✨

純粋に大感動してしまいまして、涙ボロボロになってしまいました😭😭😭

私は、ミュージカル「レ・ミゼラブル」は初見でしたが、映画版は観たことがあって。そして曲もいろいろ聴いたことがあったので、置いていかれることなく、きちんと最初から最後までついていくことができました。

ジャン・バルジャン、こんなにも凄い役だったんだ…😭😭😭…ってしばらく茫然としちゃいました。
タイトルは「あゝ、無情」っていう意味でしたね、そういえば(´;ω;`)

「ザ・帝国劇場の正しい使い方!」って思うような素晴らしく無駄のない舞台装置で、迫力が凄かった。他の方のレポートで、舞台が回転しないレミゼは新鮮!というようなコメントをいくつか見かけました。言われてみれば確かに、盆を使って舞台が回転することはなかったですが、舞台の縦方向に目いっぱい舞台セットを組んでいたので、それ故の迫力が強烈でした!

大人気のミュージカル、多くの人にずっと愛されるのもわかったし、リピーターの猛者だらけなのもよーくわかりました(^^)/
これは、この感動を何度も何度も味わいたくなる素晴らしいミュージカルですね😭

キャストによって違いも出てくると思うので、全部観てみたい!って思ってしまいますね…☺️

ああ、素晴らしかったです★
プレビュー公演?なにそれ?っていう程の完璧なクオリティ\(^o^)/
これからどんどん深化していくのかしら…💓
それもまた楽しみです☻

 

吉原光夫 上原理生 濱田めぐみ 生田絵梨花 三浦宏規 敷村珠夕 橋本じゅん
谷口ゆうな 木内健人 小松葵生 若井愛夏 小田島優月

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ミュージカル「レ・ミゼラブル

2021年5月21日ー5月24日(プレビュー公演) @帝国劇場

2021年5月25日ー7月26日 @帝国劇場

2021年8月4日ー8月28日  @博多座

2021年9月6日ー9月16日  @フェスティバルホール

2021年9月28日ー10月4日  @まつもと市民芸術館

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

A New Musical 「ゆびさきと恋々」

A New Musical 「ゆびさきと恋々」

本多劇場

・2021年6月8日(火)ソワレ

f:id:dietteryoko:20210608214309j:plain
f:id:dietteryoko:20210608214303j:plain

■キャスト

雪:豊原江理佳 逸臣:前山剛久 りん:林愛夏 エマ:青野紗穂 桜志:池岡亮介

心:中山義紘 京弥:上山竜治

アンサンブル:渡辺菜花・金井菜々・大津夕陽

■演奏

ピアノ:森本夏生 チェロ:白神あき絵

■スタッフ

原作:森下suu『ゆびさきと恋々』講談社『デザート』連載中)

脚本:飯島早苗 音楽:荻野清子 演出・脚本:田中麻衣子 振付:前田清実

 【ストーリー】

雪(豊原江理佳)は生まれつき聴覚障がいがあり、ある日電車で外国人に道を聞かれて困っていたところを、同じ大学の先輩、逸臣(前山剛久)に助けてもらう。雪は逸臣と同じ国際サークルに所属する親友、りん(林愛夏)から逸臣のことを聞き、逸臣がバイトするカフェ・バー“ロッキン・ロビン”に行くことに。りんもその店の店長で逸臣のいとこ、京弥(上山竜治)に想いを寄せていた。勇気を振り絞って、二人はそれぞれ念願の連絡先交換をす る。自分を特別扱いせず接してくれる逸臣に雪はどんどん惹かれ恋心を自覚。しかし幼馴染の桜志(池岡亮介)は、恋に向かって頑張る雪の姿を調子に乗っていると切り捨て、逸臣とも対立する。さらに、逸臣の高校の同級生で逸臣のことが好きなエマ(青野紗穂)と、エマを想い続ける心(中山義紘)もそれぞれの思いを胸に逸臣たちと過ごしていた。

そんなある日、雪たちはロッキン・ロビンに集まり、海外旅行中の逸臣の話で盛り上がるが……。

A New Musical「ゆびさきと恋々」公式HPより引用)

 

Twitterで観劇レポが流れてきたのをチラッと見て、なぜかすごく気になったので急遽チケットを手配して観てきました。

「胸キュン必至のラブストーリー」と書かれたフライヤーを先に見ていたら、もしかしたら私は興味を持たなかったかもしれないな、と思ったりしました。

先入観ほぼゼロ、原作が少女漫画だっていうことも知らず、ただただ面白そう!って思って観に行ったのですが、結果それが大正解でした!

f:id:dietteryoko:20210608214320j:plain
f:id:dietteryoko:20210608214325j:plain

 本多劇場でお芝居を観るのは初めてだったのですが、ほんっっと最高ですね!(いまさら発言だけど、演劇初心者なので許して🙏)どこの席に座っても見やすい作りになっていて、こじんまりとした超コンパクトな劇場空間で、極上の歌やお芝居が堪能できるなんて、本当に最高!!客席から舞台上の方々のお顔が良く見えるけれど、きっと舞台上からも客席が良く見えているはず(*^^*)演者と観客の、感情のキャッチボールがしやすい環境だなぁと感じ、それだけでもう私の中での満足度が高かったです♪

 

始まってすぐ「あ、耳の聴こえない女の子のお話なんだ!」ってわかる演出。彼女だけが感じている音のない世界を、出演者全員がパントマイムで表現していて、それが本当に素晴らしかった。すぐに物語に引き込まれました。

そこからはもう、文字通り、キュンキュンの連続❤大学生くらいの子たちって、こんなに恋愛に対してピュアでキラキラしているんだなぁ〜って、思わず遠い目をしそうになりましたが、観ているうちに、なぜか自分も大学生の頃の自分に戻ってしまってました(^^ゞ…これ、演劇マジックだわ!!

あの人のこと好きかも、付き合っちゃいなよ、好きって言っちゃえ…みたいな世界、本当に昔過ぎて、忘れかけていましたが(笑)、一瞬で蘇りました。演劇って素晴らしい!

セリフと歌と手話とメールとが入り混じって、物語が進んでいきます。その配合が絶妙なバランスなので、観ていて違和感がなくて。耳の不自由な方の世界ってこういう感じなのかもしれないな〜って思わせてくれました。

キャストのみなさんが、若手実力派揃いのため、歌もお芝居もとっても素晴らしくて、安心してこの世界観に集中して没頭できて、本当に素敵な時間になりました!

主役の豊原江理佳さんのコメントで「せっかく本番を迎えられるので、来ていただいた皆様にはなにか持って帰っていただきたいですし、生きる活力、元気を与えられていたらいいなと思います。」とありましたが、私は、青春時代の自分のピュアな気持ちを発掘できて、それを思い出せたことで、あったかくて優しい気持ちを持ち帰ることができましたよ☺

本当にありがとうございました♡

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

A New Musical「ゆびさきと恋々」

2021年6月4日ー6月13日 @本多劇場

6月12日18時回はライブ配信あり

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜