劇場通い、ときどき読書

〜ミュージカルとライブと本と〜

ミュージカル「マリー・アントワネット」

ミュージカル「マリー・アントワネット」

東急シアターオーブ

・2021年2月2日(火)ソワレ

・2021年2月8日(月)ソワレ

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(☆キャスティングボード☆写真左:2021年2月2日夜、写真右:2021年2月8日夜)

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★2月2日夜:花總まりソニン・甲斐翔真・小野田龍之介・上山竜治

★2月8日夜:笹本玲奈ソニン・田代万里生・ 上原理生  ・上山竜治

【ストーリー】

18世紀、フランス。国王ルイ16世(原田優一)統治の下、飢えと貧困に苦しむ民衆を尻目に王妃のマリー・アントワネット花總まり笹本玲奈)を筆頭とする上流階級の貴族たちは豪奢な生活を満喫していた。

パレ・ロワイヤルで開催された豪華な舞踏会で、圧倒的な美しさを誇るマリーは愛人のスウェーデン貴族・フェルセン伯爵(田代万里生/甲斐翔真)とつかの間の逢瀬を楽しむ。夢のような舞踏会の途中、突然飛び出した貧しい娘・マルグリット・アルノーソニン/昆 夏美)は民衆の悲惨な暮らしについて訴え、救いの手を求めるが、返ってきたのは嘲笑だけだった。マルグリットは貧しい人々に目もむけず、自分たちのことしか考えない貴族たちに憤りを覚え、やがて貧困と恐怖のない自由な世界を求め、フランス革命への道を歩み始める。

マリーはヘアドレッサーのレオナール(駒田 一)、衣裳デザイナーのローズ・ベルタン(彩吹真央)を抱え込み、最先端のファッションの追及に余念がない。が、宝石商のべメールから無数のダイヤモンドが散りばめられた高価な首飾りを売り込まれるも、国家予算が逼迫する中、さすがにその申し出は断らざるを得なかった。

同じ頃、国王夫妻を失脚させようと企むオルレアン公(上原理生/小野田龍之介)は王妃に関する嘘のスキャンダルを流す。マリーがべメールの持っている首飾りを欲しがっていたことに目をつけたオルレアン公の権謀術数によって、かの有名な「首飾り事件」が起こり、その波紋は広がり続け王室に対する民衆の怒りと憎しみは頂点に達するが、国王夫妻には、革命への警告も耳に届かなかった。やがて革命の波はベルサイユにまで押し寄せ、国王一家は囚われの身となる。マルグリットは王妃を監視するため王妃の身の回りの世話をすることになる。敵対関係にあったマリーとマルグリットだったが、やがてお互いの真実の姿を見出してゆく。フェルセンは愛するマリーと国王一家を救うために脱出計画を立てるものの失敗し、一家はパリに幽閉されてしまう。

やがてルイ16世はギロチンで処刑され、最後まで王妃の傍にいた友人・ランバル公爵夫人(彩乃かなみ)も暴徒に襲われて命を落とす。マリーは公正さに欠ける公開裁判にかけられ、刑場の露と消える。今まで王妃に対する憎しみを原動力にしてきたマルグリットは、地位も、夫も、子供も、全てを奪われ、必要以上痛めつけられている等身大の王妃を間近で見て、真の正義とは何か、この世界を変えるために必要なものは何か、自分に問いかけるのであった…。

ミュージカル「マリー・アントワネット」公式HPより引用)

2006年に日本初演、その12年後の2018年に再演。そして2021年の今年が再再演!

2018年の時、ほんの少しだけミュージカルに興味を持ち始めた頃だったこともあり、このミュージカルの評判を聞いて、ちょっと観てみたいな!っていう思いを抱いたことを、懐かしく思い出しました。というわけで、今回は絶対に観に行こうと決めていた作品だったので、満を持しての観劇です!!

あまりにも有名な実在の人物である、王妃マリー・アントワネットと、架空のキャラクターである、物乞いの少女、マルグリット・アルノーという、同じイニシャル「MA」を持つ二人の女性の人生の物語。

重い話だということはわかっていたので、少し覚悟はしていたけれど、描き方がとても綺麗で華やかで、ロマンスもとても素敵で、あまり暗い気持ちにはならずに観ることができました。
むしろ1幕は、女子はきっとみんな好きだよねー!の世界観✨キラキラした華やかな美しい世界に、とても惹きつけられました✨
2幕は…運命の残酷さに、心がギュッとなってしまい、涙がポロポロ(ToT)
でも、なぜか見終わった後は、パワーが充電されたような、元気な気持ちになったような、不思議な感覚になりました!

 

この、ミュージカル「マリー・アントワネット」ですけれども、音楽がですね、とてもとても素晴らしいのです!!!終わった後も、ずっと耳に残る、普段の生活の中でも思わず口ずさんでしまう♪っていう、メロディーラインがとても綺麗で、印象的な楽曲ばかりなんですっ!

曲の感じや雰囲気が、私が好きなミュージカル「エリザベート」に似てる気がするな、と思ったのですが、調べたら、作曲者がどちらも同じ、シルヴェスター・リーヴァイさんでした。納得でしたっ!リーヴァイさんは、この他にも、「モーツァルト!」「レベッカ」「レディ・ベス」「王家の紋章」など、たくさんミュージカルの楽曲を手がけられていて、どの作品も全部観たくなってしまいました〜(^.^)

 

オーケストラの指揮が、大好きな塩ちゃんこと、塩田明弘さん❤️
オーケストラピットの中まで見える、劇場の最後方!の席だったので、指揮の様子がバッチリ見えて、すごく得した気分!そして、今回のオケメンバーに、以前から存じ上げているフルート奏者の方が参加されているっていうのも、個人的にはものすごく胸アツなんです♡ミュージカルでのオーケストラの生演奏って、本当に素敵なんですよね❤ 

 

それでですね、キャストのみなさんが、本当に本当に素晴らしかったのです!!!

 一人一人について、熱く語りたいところなのですが、長くなりそうでキリがない&Wキャストでまだ観てない方もいる(昆夏美さん・川口竜也さん)ので、ここではやめておきます…汗

 

とにかく本当に素晴らしくて圧巻の舞台でした👏👏👏

また観たい!観に行きます!!
2回しかチケット取ってなかったのですが、もう完全にこの作品の素晴らしさにハマってしまったので、思わずおかわりチケット入手しちゃいました!ダブルキャスト全員観たい!っていうのもあったので(^^)v

 

あぁ、大満足でしたぁーーー❤️

千穐楽まで、全公演無事に駆け抜けられますように✨

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ミュージカル「マリー・アントワネット

2021年1月28日ー2月21日 @東急シアターオーブ

2021年3月2日ー3月11日   @梅田芸術劇場メインホール

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